2018希望が丘文化公ローラースキー大会

 全関西学生スキー連盟・近畿高体連スキー専門部が共催する形で、滋賀県希望ヶ丘文化公園にて同大会が開催されました。昨年度までは30年間にわたり天橋立にて実施していましたが、その歴史を継承しつつ更に新たな一歩を踏み出すべくリニューアルしたものとなりました。コースはスタート・ゴールが同じ地点で、全長が7km(3.5km折り返し)、5km(2.5km折り返し)、平坦なところもあれば適度なアップダウンが繰り返されるコースですが、急激なカーブはなく、公園内で一般車両も入ってくることがりませんでした。また、500mごとにラインが用意され、選手にとっては目安になり、安心してレースに専念できたものと思います。

 大会前日は朝9時から準備、11時から15時までは公式練習のためコース開放をしました。連日の大雨もコース開放直前から上がった中、真摯な表情でのトレーニングに各チームが励んでいました。当日はこれまでの天候が嘘のように晴れ渡り、絶好のコースコンディションの下、競技を行うことができました。前半は「クラシカル競技の部」、後半は「フリー競技の部」を実施しました。種目の定義は、中高生に関しては、使用ローラーの機種に制限を設けつつ走法は問わない、というものとしました。夏のトレーニングの成果を発揮しつつ、中学生や大学生の走りに大きな刺激を受けた選手も多かったようです。

 最後になりましたが、近畿高体連スキー部関係の引率の先生方、全関西学生スキー連盟関係の皆様、希望が丘文化公園スポーツ会館スタッフの皆様におかれては、一方ならぬご尽力を賜り厚く感謝申しあげます。

 なお、来年度は2019年9月21日(土) ・22日(日)で同大会を予定しております。他イベントとの重なりがあり得ますので、早めに施設内宿舎「青年の城」もしくは近郊のユースホステルの仮予約をご検討願います。